るろうに剣心 追憶編 あらすじ~十字傷の物語~

るろうに剣心-最終章-2020年夏公開!

るろうに剣心について興味はあるけど、どんな話なのかざっくり知りたい方もいると思います。

追憶編についてあらすじを紹介したいと思います。(※以下、原作のネタバレを含みます。)

追憶編は剣心の左頬に刻まれた十字傷の物語です。

緋村剣心~人斬り抜刀斎~

舞台は幕末の京都、緋村剣心(ひむらけんしん)は長州派維新志士の人斬り(志士名:緋村抜刀斎)として、幕府側の要人を暗殺していました。

人々が笑顔で暮らせる新時代を築くため、倒幕側の過酷な役割を引き受けましたが、暗殺を繰り返すうちに、酒が血の味しかせず、心が荒んでいきます。

雪代巴~人斬り抜刀斎への接近~

憂いを帯び、笑うことが苦手で、凛と佇む美しい女。雪代巴(ゆきしろともえ)は、剣心(人斬り抜刀斎)に許嫁(京都見廻組:清里明良(きよさとあきら))を殺されました。

(剣心の十字傷の縦の傷は、許嫁が死闘の際につけた傷です。)

巴は復讐するために剣心に近づき、居候として同居することになりました。

愛するもの 守りたいもの~穏やかな暮らしが気付かせてくれたこと~

池田屋事件、そして禁門の変後、長州が劣勢になり、剣心と巴は京都近郊の田園で仮の夫婦として薬屋として生活をしていましたが、巴は剣心の誠実さ、やさしさに惹かれ、本当に愛してしまいました。

田園での巴との日々の暮らしの中で、剣心は自分が何のために闘っていたのか、本当の幸せとは何なのかを実感し、それに気付かせてくれた巴を守る決意をします。

闇乃武との闘い

そして、巴との生活が約1年経った冬のある日、巴は剣心を倒すことを企てる組織『闇乃武』の元へ報告に戻ります。

闇乃武は戻ってきた巴を人質にして、剣心に文を送り、誘い出しました。

闇乃武が巴を剣心に仕向けた目的は、剣心の弱点を探ることでしたが、本来の目的は巴自体を剣心の弱点に仕立て上げることでした。

巴を救うため、剣心は闇乃武の縄張りに入り、一人一人倒していきますが、そのたびに六感を一つひとつ奪われ、麻痺していきます。

雪が降り積もる中、聴覚、視覚、触覚、直感が麻痺してほぼ使えなくなった満身創痍の剣心は、巴の居場所にたどり着きます。

巴は剣心が助けに来たことに気付き、満身創痍の剣心を助けようとします。

剣心は闇乃武のボスと対峙し、使えない六感をあえて断ち、目をつぶり、相討ちの覚悟で闇乃武のボスに渾身の一撃を与えようとしました。

その時、剣心を助けるため、敵のボスの前に現れた巴を敵と共に斬ってしまいます。

雪の中に、倒れこむ巴を抱える剣心。

巴の小刀で剣心の左頬に傷が刻まれ、剣心の腕の中で巴は息絶えます。(巴が刻んだ傷が十字傷の横の傷です。)

雪代縁~姉の人生を狂わし、殺した剣心への憎悪~

剣心が巴を斬殺した場面に遭遇したのが、巴の弟、雪代縁(ゆきしろえにし)でした。

巴と縁は早くに母親を亡くし、縁にとって姉が親代わりでした。姉を探しに京都に出て剣心への復讐のために闇乃武の連絡係として働いていました。

白髪へと変貌した縁は剣心を心底恨み、姿を消します。(縁は剣心への恨みの一心で、極貧の中生き延び、やがて上海のマフィアのボスにまで登り詰めます。)

人斬りからるろうにへ

巴を亡くした剣心は巴の日記を読み、許嫁を殺したのは自分であることに気付きます。

その後、桂小五郎の命より、長州派の遊撃志士として、新撰組などの幕府側と死闘を繰り広げ、新時代(明治)を迎えます。

そして剣心は、もう二度と人を殺めないと誓い、目の前の一つ一つの幸せを守るために剣を振るう『るろうに』となったのでした。

追憶編は『るろうに剣心』の根幹

壮絶で辛く悲しい話ですが、この体験が剣心の『殺さず』の信念を形成しているのだと思います。

なぜ剣心が逆刃刀を振るい、殺さずの誓いをたてたのか、追憶編(The Beginning )を観ることで、その根幹を知ることができるのではないでしょうか。

追憶編はアニメ化されたOVAが傑作として知られています。自然描写、音楽等、リアリズムが徹底されており素晴らしい作品です。

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